海外子女.com > 海外子女教育支援室だより > ’2009年05月’

2009年5 月 のアーカイブ

09年度 入試問題 第9回

今週は、連日学校訪問に行っていまして、「支援室だより」の掲載がなかなかできない状態になってしまいました。毎日楽しみにしていらっしゃるみなさまにはご迷惑をおかけいたしました。来週、再来週と数校ずつ訪問の予定が入っていますが、いち早くレポートをお届けできるようにがんばっていきます! 入試問題のほうもいただいてきているのですが、全部ご紹介できる場合と、一部のみ、または概要のみとならざるを得ない場合があります。ここでご紹介している問題はあくまでもご参考いただくものでしかありません。受験対象となる学校の過去問題につきましては、なかなか市販されることがなく、学校に直接問い合わせの必要があるかと思います。入試方法についてのご質問やご相談は、info@kaigaishijo.comで承りますので、気軽にお問い合わせください。

 

今日は、月曜日(25日)の学校訪問レポートでお伝えした「かえつ有明中学校」の帰国生入試問題をご紹介したいと思います。Part I は【日本語作文】の問題です。

 

『問題・・・次の文章をよく読み、あなたの経験をふまえて六百字以内で感想を述べなさい。

 

 ナポリっ子と待ち合わせをする時は、よほど腰をすえて、イライラしないように、初めから心がけておくべきである。

そうでもないと、ヒステリーになる。こちらが一人の時は、向こうも気を遣うものと見えて、比較的、定刻にやって来る。しかしそれが、こちらに連れでもいたりすると、とたんに遅れる。一時間くらいに待たされてイライラするようでは、※ナポレターノとつき合う資格がないみたいだ。

(中略)

 イタリアのテレビ(国営)に、夜の八時ごろ、時刻知らせがある。八時ごろというのは、日によって、七時五十八分だったり、八時三分だったりするからである。時計の図が出て、針が時刻を指すのだから、八時きっかりにやればいいものを、めったに八時ちょうどであったためしがない。日本のテレビの、時計を右手に緊張しきっている※ディレクターは、これを知ったらなんと言うであろうか。

 イタリアの鉄道(これも国営)も、従業員がナポレターノばかりではないかと思うくらい、遅れる。始終というわけではないが、二十分くらい遅れたといって騒いでいたらノイローゼになる。といって、四十分遅れるとの駅内放送で、しようがないコーヒーでも飲んで待つかとカフェへ行くと、十分もしないうちに再び放送で、四十分遅れるところがあと五分で到達すると言われ、慌ててホームへ駆けつけるなんてこともあるのだから、ほんとうに油断もすきもあったものではない。

 日本に帰っていた時のことだ。京都から乗った新幹線が東京に着く直前、車内放送で、到着が二分遅れることをわびているのを聞いた時のわたしの感激は、もう説明するまでもないであろう。

(塩野七生「ナポレターノ」より)

     ナポレターノ・・・ナポリに住んでいる人。ナポリっ子と同じ。

     ディレクター・・・テレビ番組における責任者。番組づくりの進行形や指揮を行う。

     ノイローゼ・・・なやむことが原因でなってしまう病気。』

 

さて、字数指定は、600字。制限時間は、50分です。異文化体験をテーマにした文章を読んで、自分の体験を織り交ぜながら自分の意見や感想を書かせる作文問題は、帰国生専用試験において出題頻度の高い傾向にあります。実は、近年の中学入試では、一般試験の文章読解問題でも、ひじょうによく出題されるテーマでもあるのです。生活様式や、価値観の相違や、ことばを通した文化の違い(否定疑問文とその応答のしかたなど)に関する文章を理解させる問題は頻出です。海外での生活経験のない小学生にそこまでの読解力を求めるのかと思えるほどなのですが、海外帰国子女入試では、実際に経験を積んできているわけですから、出題の意図は明確ですね。国内にいては、けっして得ることのない異文化体験をしているので、自身の経験に基づいた感想なり、意見なりを筋道立てて表現できる力が要求され、同時に国語力も試されることになります。会員の方対象「中学入試ワンポイント(入試の国語を知る)」で、後日掲載を予定していますが、先行して「高校入試ワンポイント」で「作文対策編」を連載していますので、文章表現力を高めるための方法は取り急ぎそちらをご参照ください。

 

さて、この課題作文に対してみなさんはどのように取り組まれるのでしょうか。わたしは10年ほど前にネパールに行ったことがあります。カトマンズからポカラに向かうときのことです。国内線の飛行機(といっても、自家用なみの小型機で、定員が20名ほどだったでしょうか)で移動するのですが、なんと! 定刻から遅れること3時間。なにか機体にトラブルでもあったのかと思いましたが、どうやらそうでもない様子。そして、信じられないことに、復路も行きと同じくらい出発が遅れてしまったのです。さすがに唖然ぼう然。怒りも通り越してただあきれるしかありませんでした。しかし、空港で待つ現地の人たちのなんと泰然としていることか。国民性の違いが如実に表れていますよね。みなさんも同じような経験をお持ちではありませんか?

 

印象的な作文を書くためには、実際に経験したことがリアルに表現できていることがまず肝心であり、感想が、その経験に基づくものでなければなりません。たとえば、上記のわたしの経験においても、どちらの国民性が優位なのかとか、どちらがいいとか悪いとかというよりも、この経験が「相互理解を深めるために貴重なものだった」ということが表現できることが望ましいのではないでしょうか。あまり踏み込むと、1人ひとりの独自の意見、感想という点で問題が生じますので、今日はこの辺でやめにしておきます。

 

次は、【英語】(70分)の問題と概要をご紹介する予定です。

学校説明会レポート【普連土学園中学高等学校】

普連土中学校・高等学校 説明会レポート

5月27日(水)は、東京都港区にある普連土中学校・高等学校の塾対象説明会でした。

※ レポート内のデータ・日程は、すべて学校発行「学校説明資料・学園生活」から引用いたしました。

東京都港区のJR田町駅三田口より徒歩8分 都営地下鉄(浅草線、三田線)三田駅A3出口より徒歩7分、東京メトロ(南北線)白金高輪駅2番出口より徒歩10分 バス・三田5丁目、慶応大学前または芝五丁目下車。

JR田町駅から向かう途中に東京のシンボルである東京タワーが右手側に見えます。

学校内は、教室・廊下を含めて木のぬくもりがたいへん温かく、鉄筋校舎はともすれば無機質になりがちな空間ですが、和みにあふれ、落ち着きのある雰囲気で勉強ができるづくりになっています。また、中庭にも緑が多く、都心にあって、生徒さんたちのやすらげる空間づくりへの配慮が随所になされていました。

さて、気になる今年度の帰国子女入試状況を一般入試の結果も含めてお伝え致します。

海外子女.comでは、09年5月27日現在、学校情報の登録はまだですので、2009年の帰国生の募集要項について、概要をご紹介します。

募集人員: 女子 若干名(一次、三次)

応募資格: 2009年3月に小学校を卒業見込みで(あるいは海外で同等の資格を有し)、引き続き1年以上海外に在留し、2007年3月1日以降に帰国の者

日程  : 一次 2月1日(日)、二次 2月4日(水)

科目  : 算数・国語、作文 ※作文を英語で受験希望される場合は、出願時にお申し出ください。

面接  : 保護者(1名)同伴

《選抜方法・試験科目》

一次試験・三次試験:筆記試験 4教科(算数・国語・理科・社会)

二次試験・三次試験:筆記試験 2教科(算数・国語)

帰国生入試:筆記試験 2教科(算数・国語)、作文(60分)、面接(保護者同伴)

※二次試験は、一般枠での受験です。

※算数・国語の問題は一般入試と同じ問題です。

※作文の課題例は、「現地で心に残ったこと」などです。

《入試結果》

募集人 志望者数 受験者数 合格者数 繰上者数 入学者数
一次試験2/1(日)
70
314
292
120
78
二次試験2/2(月)
30
568
368
130
41
三次試験2/4(水)
20
317
196
20
16
一次帰国2/1(日)
若干名
三次帰国2/4(水)
若干名
合計
120
1211
863
272
137

入試問題については、後日掲載いたしますのでお楽しみに。

学校写真

学校訪問レポート 第2回

学校 訪問レポート 第2回

かえつ有明中学校・高等学校訪問レポート

本日は、東京都江東区東雲(しののめ)にある「かえつ有明中学校・高等学校」を訪問してきましたので、そのレポートをお届けいたします。

※ レポート内のデータ・日程は、すべて学校発行「GUIDE BOOK」「データブック」から引用いたしました。

最寄り駅は、東京都江東区の新木場駅と品川区の大崎駅を結ぶ「りんかい線」の東雲駅(徒歩約8分)。前身の「嘉悦女子」から、20064月に臨海副都心の現在地に移転しました。同時にそれまでの女子校から共学化しました。現在では、在籍者が男子:526名、女子:485名で、各学年により違いがあるものの、全体では、男子生徒の人数が女子生徒を上回る在籍数になっています。校舎も実に近代的で、機能的な設計であるばかりでなく、開放的でのびやかな空間設計となっており、居心地のよさを感じることができました。

気になる「帰国生入試」についてですが、帰国生の受入れも、移転とときを同じくして始まりました。ですから、その歴史はまだ数年と浅くあまり広くは知られていないかもしれません。しかしながら、帰国生入試ご担当の久保先生(英語科)をはじめ、海外の学校に勤務されていた先生方や帰国生の受け入れに歴史ある伝統校に勤務していた先生方が、生徒1人ひとりの生活面、学習面、進路指導に至るまで、すべての面をサポートしており、IB(国際バカロレア)を基盤とした学習プログラムのみならず、世界各国でさまざまな異文化体験をもつ帰国生への多面的で良質の学校環境提供に取り組んでいる学校です。

かえつ有明のめざす国際教育とは、単に英語の能力が高いというだけではなく、学習スタイルの違う海外生が、さまざまな異文化体験によって得てきたものを、入学後にも伸ばし、そして、国内生を刺激してくれること、さらに、相互理解ができることだと、久保先生はおっしゃっていました。したがって、帰国生は、一般生徒と別編成のクラスになることはなく、帰国生と、国内生が相互に刺激しあうことにより、異文化を理解し、認め合い、そして、お互いの個性を尊重できる、真の国際人の育成を行っています。

そうはいっても、その重要な鍵を握るのは「英語力」。かえつ有明では、「Critical thinking(批評的思考力)」を育てるために、効果的な学習プログラムを組み、かつ、さまざまな交流体験をとおして、高い英語力の養成をはかっています。以下、「GUIDE BOOK」より久保先生のコメントです。

「国際教育に積極的な本校が目指す英語は、欧米の教育で日常的に行われているトレーニング「Critical thinking(批評的思考力)」を育てることです。その力を身につけるため「NEW TREASURE」(Z会出版)とオリジナル教材を使用します。また、英語をツールとして使用し、スキルとして習得できるような海外プログラムを実施しています。他校にはない環境や指導目標で、本校独自の新たなる英語教育を目指します。」

また、「学習支援センター」を設け、毎日の学習の基礎から応用までを生徒1人ひとりの習熟度に合わせた、きめ細かな指導の実践に取り組んでいます。クラス担任・教科担当・学生チューターが、それぞれの立場から学習面のフォローや進路相談などに対応しますので、帰国生のそれぞれの状況にも柔軟に対応し、不安や悩みを解消してくれます。個別のカウンセリングも、入学後の3週間あたりをめどに、スタートし、中間テストや休み前など定期的に行われ、帰国後の生活になじめないなどの問題がある場合には、迅速に対応できるような配慮にも、学校の真摯なメンタルケアへの取り組みを感じました。

9月入学に向けた編入試験(中学・高校とも)が、717日(金)に予定されています。

詳細は、www.ariake.kaetsu.ac.jp/returnee/transfer.htmlでご覧いただけます。

帰国生の入試状況につきましては、トップページから「海外→日本へ戻る方・戻られた方」メニューの「最新入試結果情報」、東京都「かえつ有明中学校」「かえつ有明高等学校」をご覧ください。

来年度の入試要項の詳細は、まだ発表されていませんが、公表されしだい弊サイトでも更新いたします。

久保先生(帰国生入試ご担当)が「帰国生のためのHP」を4月に開設されています。

http://takglobal.sakura.ne.jp/kaetsu/index.html

こちらにも詳しい内容が掲載されていますので、ご参照ください。

「支援室だより」では、帰国生入試も含めた入試問題の掲載も予定しています。

学校イメージの写真

学校訪問レポート 第1回

攻玉社中学校・高等学校訪問レポート

本日は、東京都品川区西五反田にある「攻玉社中学校・高等学校」を訪問してきましたので、そのレポートをお届けいたします。

※ レポート内のデータは、すべて学校発行「SCHOOL GUIDE」「DATA BOOK」から引用いたしました。

東急目黒線(目黒駅~日吉駅)の不動前駅下車徒歩2分という交通至便な場所に位置し、23区内はもとより、現在は、目黒線が日吉駅まで延伸されていることや、また、大井町線が溝の口(川崎市)まで延伸されることもあって(今年7月予定)、神奈川県からの通学もひじょうに便利です。また、JR線大井町からのアクセスも可能ですので、多方面からの通学が可能です。中学校の地域別在籍者数をみると、東京都:355名に次いで、神奈川県:301名、千葉県:25名、埼玉県:9名、その他:51名(海外帰国生も含む)となっています。

海外帰国生にとっての魅力は、ずばり「国際学級」ですね。中1~3年の間は、帰国生のみで編成されるこの「国際学級」(1クラス)で、国内一般生(一般学級5クラス)とは別編成で指導を受けられます。英語圏での生活が長く、英語の保持をしつつ、日本語のキャッチアップをする必要のある方に配慮したカリキュラムが用意されています。以下、「SCHOOL GUIDE」からの引用です。

「海外での教育が、1人ひとりの個性を伸ばすことを目的として比較的スローペースで進行しているのに対して、日本では大学受験を念頭においた早い展開の教育が実施されているので、帰国生がこれに対応するには、時間がかかります。また帰国して私立中学校に入学しても、日本での学習プログラムについていけるかという不安もあると思います。実際、帰国生の中には、日本語が十分に理解できていないために、授業で質問もできずに理解不能が重なり、自分には能力がないと思いこんでしまう例もあります。本校では、こうした問題を早い時期に解消できるよう国際学級を開設し、帰国生の英語力などを活かせるような学習環境をつくり上げています。」

試験日は110日で、21日入試解禁日よりも前倒しになっており、試験科目も、「国語・算数」(各40/100点)と「英語」(筆記50/80点、リスニング10/20点)と選択ができ、日本人学校出身の方でも、現地校(国際校)出身の方でも、受験がしやすい配慮がなされています。

※入試問題の一部紹介も予定しています。お楽しみに。

※筆記試験のほかに親子面接があります。

入学後の具体的な取り組みなどにつきましては、改めてご紹介したいと思いますが、帰国生の進学状況などをお聞きしたうえでも、生徒1人ひとりの個性を尊重し(もちろん国内一般生に対しても)、きめ細かな指導がなされていることが伺えました。前述したように、国際学級は、中1~3年まで固定で学級移籍はなく、4年次(高1)から一般学級と選抜学級へと、現在は編成されます。ただし、成績が著しく向上し、希望した生徒は選抜学級に2年の学年末から移籍することもあります。

さらに詳しい入試要項(09年度版)は、弊サイトで「攻玉社」を検索後、「学校基本情報」でご確認ください。来年度の募集予定も、今年度と同様です。ただし、正式決定は6月下旬ですので、ご注意ください。

また、学校開催の「国際学級説明会」が、第1回:718日(土)1330~、第2回:912日(土)1030~開催されます。事前申込みは不要です。

国際学級の09年度の入試結果情報については、トップページから「海外→日本へ戻る方・戻られた方」メニューの「最新入試結果情報」、東京都「攻玉社中学校」をご覧ください。

※面接での質問内容なども掲載しています。

今年度の帰国生の大学進学状況や、入学後の休学・復学についてなど、さらに詳しい情報は、会員の方対象メールマガジンでお届けいたします。

09年度 入試問題 第8回

09年度 入試問題 第8回

「早稲田大学本庄高等学院」の入試問題、第2回は英語です。

【英語】(50分、100点満点)

大問 I、II の2題構成。Iは、650語程度の長文を読み、設問に答える問題。設問数は27で、うち、日本語訳と英訳問題が1題ずつ、残りはすべて記号選択問題になっています。

IIは、会話文を読んで、設問に答えます。会話の内容は、映画に関するもので、映画を観終わったカップルが感想を話しあうものです。設問数は17で、日本語訳の問題が1題です。

帰国生にとっては、英語は武器にしなければならない科目です。問題形式は異なりますが、英語検定試験準2級くらいの力があれば、十分合格可能ラインには届くでしょう。しかし、それ以上のアドバンテージを期待されているはずなので、過去問を中心に同レベルの入試問題に数多く触れ、満点をねらってほしいものです。

※ 現地校(国際校)に通っている方は、問題文が日本語なので、この点も過去問を解いて慣れておく必要があります。

本日は大問Iのみをご紹介いたします。

I 次の英文を読み、設問に答えなさい。

Once upon a time a poor woodman and his wife lived in the middle of a forest.  Every morning, the wife would prepare her husband’s lunch for him and fill his water bottle, and he would head off into the forest looking  [ 1 ]   good timber.

One day he went out as usual and found a huge old oak tree. “Ah, I could get some fine planks    [ 2 ]   of this tree,” he said   [ 3 ]  himself, and he took out his axe to chop it down. But just as he was swing the axe over his head, he heard a sad little voice saying, “Oh, please don’t chop down my tree. Please leave  [ 4 ]   alone!”  He looked round and saw a tiny fairy   [ 5 ]  at the bottom of the tree. The woodman was so amazed he couldn’t say a thing. ア   ”Please don’t chop down this tree. The forest is very big. Please choose   [ 6 ]  tree!”      イ   The woodman didn’t know what to do or say, but choose  [ 7 ]  last he agreed. “Well, all right, I won’t chop down this tree.”

ウ   ”Oh, thank you, thank you! You won’t be sorry! And to show you how thankful I am, I’ll let you and your wife have    i    wishes, whatever they may be!”

And the fairy disappeared. The woodman looked all around, but 彼の目に見えたのは森だけだった, just as it always was.  He felt a bit strange, so he decided to head home.

But the way seemed longer than usual, and   [ 8 ]  the time he got home he felt very tired. His wife was surprised to see him back so early, but she could see how tired he was, and she told him to sit down by the fire to recover.  He sat down for a while, wondering if he had dreamt about the fairy. But as he sat there he gradually felt hungrier and hungrier, even thought it was still far too early for dinner.

[ 9 ]   to hold out, he called to his wife, “Isn’t dinner ready?”

“Of course not!” said his wife.  “Not for a couple of hours yet.”

“Ah, How I wish I had a nice big ring of black pudding in front of me right now!”

No sooner   [ 10 ]   he spoken, than what should come down the chimney but the biggest and nicest ring of black pudding he’d ever seen.

The woodman looked at the black pudding   [ 11 ]   amazement, and his wife looked at it with three times his amazement.  “What’s the meaning of this?”  she asked    [ 7 ]   last.

Suddenly  had / remembered/said / the fairy / the woodman / to / what him.  So it had not been a dream!  He told his wife everything that had happened to him in the forest that morning, and (1)as he went on his wife got angrier and angrier.  When he finished his story, she shouted, “What a fool you are!  Just think of all the wonderful things you could have asked   [ 12 ]   , and you go and ask   [ 12 ]  , a black pudding!  really!  You’ve got no more brains than a pig!  I wish that ring of black pudding was stuck through your nose!”

And (2)before you could say “Jack Robinson,” the black pudding was indeed stuck through the woodman’s nose, just like a ring stuck through a pig’s nose!”

He gave a pull at the black pudding, but it wouldn’t come off” His wife gave a pull at it, and it still wouldn’t come off.  Then they pulled together, and they very nearly pulled off the poor woodman’s nose, but still the black pudding stayed right where it was.

“Well, what are we going to do now?” said the woodman.

His wife looked hard at him, and said, “Well, it’s not so ugly, after all.  Perhaps you can leave it there!”

The woodman realized he must make a wish quickly, before his wife wished  [ 13 ]  something she wanted!

“I wish that this black pudding would come off my nose right now and lie on this plate!” he said loudly as the last wish.  Sure enough, almost before he had finished saying “Plate,” the black pudding was gone from his nose and was  [ 14 ]  on the plate in front of him.

Well, even if the woodman and his wife didn’t get rich, they had  [ 15 ]  fine a black pudding for dinner for as you’ve ever seen!

(注) plank:板  axe:斧 black pudding:ソーセージの一種

問1 それぞれの問に対し、本文の内容に合う最も適切な答えを選びなさい。

〔1〕 Why did the fairy decide to let the woodman and his wife’s wishes come true?

(a) Because the woodman had a lot of things for the fairy in the forest.

(b) Because the woodman helped the fairy with her work.

(c) Because the woodman asked the fairy to give them what they would like.

(d) Because the woodman did not cut down the fairy’s tree.

(e) Because the woodman was not sorry for what he did to the fairy.

〔2〕  Why did the woodman’s wife tell him to sit down by the fire at home?

(a) Because she thought he needed a good rest.

(b) Because she thought it was very cold even inside.

(c) Because she wanted to ask him about the fairy.

(d) Because she wanted to prepare dinner for him.

(e) Because she was surprised that he got home so early.

〔3〕  Why did the woodman’s wife get angry?

(a) Because the black pudding wouldn’t come off his nose.

(b) Because he ate a nice black pudding all by himself.

(c) Because she also got hungrier and hungrier.

(d) Because she did not believe his story.

(e) Because they did not get a better thing than a black pudding.

〔4〕  Why was the woodman able to eat a black pudding ?

(a) Because his wife did not make a wish before he did.

(b) Because his wife did not want to eat it.

(c) Because it was stuck through his nose.

(d) Because it was the best pudding he’d ever seen.

(e) Because the fairy felt sorry for him.

問2 文中の[ 1 ] ~ [ 15 ] に入る最も適切なものをそれぞれ選びなさい。

[ 1 ] (a)  after (b) at (c) for (d) from (e) of

[ 2 ] (a) ahead (b) in spite (c) inside (d) instead (e) out

[ 3 ] (a) about (b) for (c) in  (d) of (e) to

[ 4 ] (a) it (b) itself (c) myself (d)  them (e) you

[ 5 ] (a) has stood (b) is standing (c) standing (d)  stands (e) to stand

[ 6 ] (a) another (b)  other (c) others (d)  the other (e) the others

[ 7 ] (a)  at (b)  in (c) on (d)  to (e) with

[ 8 ] (a) behind (b) by (c) from (d) till (e) to

[ 9 ] (a) Able  (b) Disabled (c) Enable (d) Enabled (e) Unable

[ 10 ] (a)  had (b) have (c) is (d) was (e) were

[ 11 ] (a) against (b) for (c) from (d) in(e) on

[ 12 ] (a)  about (b) for (c) of (d) on (e) to

[ 13 ] (a) for (b) of ( c) on (d) to (e) with

[ 14 ] (a) lain  (b) lay (c) laying (d) lied (e) lying

[ 15 ] (a) as (b)  by (c)  for (d) on (e) with

問3 次の問に答えなさい。

〔1〕文中のア~ウに入る最も適切な文の組み合わせを選びなさい。

1.And the fairy began to cry.

2.The fairy spoke again

3.The fairy wiped away her tears and smiled.

(a) ア:1 イ:2 ウ:3

(b) ア:2 イ:1 ウ:3

(c) ア:2 イ:3 ウ:1

(d) ア:3 イ:1 ウ:2

(e) ア:3 イ:2 ウ:1

〔2〕 iに入る最も適切なものを選びなさい。

(a) two (b) three (c) four (d) five (e) six

〔3〕 文中の□内の語(句)を並びかえて意味の通る文にしたい。最も適切なものを選びなさい。

1. had  2.  remembered 3. said  4.the fairy 5.  the woodman  6. to 7. what

(a) 4-2-7-5-1-3-6 (b) 4-3-6-5-7-1-2 (c)  5-1-2-7-4-3-6  (d) 5-2-7-4-1-3-6  (e) 7-1-4-3-6-5-2

〔4〕文中の下線部(1)で用いられているasの意味に最も近いものを選びなさい。

(a) As a young man, he taught English in Africa.

(b) As time went by, I gradually forgot about him.

(c) As you are leaving last, please turn out the lights.

(d) Do in Rome as the Romans do.

(e) My wife came up to me as I was talking with my daughter.

〔5〕文中の下線部(2)の意味として最も適切なものを選びなさい。

(a) finally (b) later (c) still (d) suddenly (e) yet

〔6〕下線部の発音が他と異なるものがある組を1つ選びなさい。

(a)  bottle  bottom  chop  got  wonder

(b)  decide  lie  right  tiny  wife

(c)  down  found  loudly  now  house

(d)  dreamt  felt  ready  regret  together

(e)  husband  hungry  stuck  suddenly  ugly

〔7〕文中の   部を日本語に直しなさい。

〔8〕文中の□内の日本語を英語に直しなさい。ただし、allではじめること。

次回は【数学】をお届けします。

お母さまインタビュー レポート in カナダ

海外レポート第2弾として今回は、カナダ在住のお母さまインタビューの取材をしてきました。

2010年度冬季オリンピック会場となるバンクーバーのダウンタウンでは、八重桜が町を飾りオリンピックに向けて準備に追われている様子が伺えました。
バンクーバーは、ブリテッシュ・コロンビア(BC)州最大の都市であり、カナダでも最も恵まれた環境の都市として海や山にも囲まれ、たいへん自然豊かで施設や設備も整っています。

このような素敵な環境の中で子育てをするお母さまインタビューを是非ご参考ください。

→   海外在住 お母さまインタビューVOL.1 バンクーバー編
さらに今回は、バンクーバーから少し足を運び、車で5、6時間ほど行ったBC州の”ケロウナ”という町でお母さまインタビューの取材をしてきました。ケロウナはオカナガン湖という湖に囲まれ、ゴルフやスキーもできるバンクーバー同様、たいへん魅力的な町です。こちらのインタビューも掲載していきますので、楽しみにしていてください。

バンクーバーの写真:バンクーバーの風景

訪問日:2009年4月30日

ケロウナの写真:左下はケロウナの風景
右下はお母さまとお子さまが集まるプレイスクールというボランティア施設(インタビューをした場所)

訪問日:2009年4月28日

09年度 入試問題 第7回

今年度の入試問題、今回からは、埼玉県本庄市にある「早稲田大学本庄高等学院」の入試問題を順次ご紹介してまいります。

上越新幹線の本庄早稲田駅を降りて歩くことおよそ10分。早稲田大学の附属校としては、早稲田大学高等学院と同様、進学条件を満たせば、全員が早稲田大学へ進学できます。寄宿施設もあり、帰国生の受け入れも積極的に行っています。以前は男子校でしたが、現在は共学校です。ただし、女子の募集人員の全体に占める割合は、男子が約210名に対して女子が約80名で、3割強となっています。

【入試制度】※昨年度の募集要項です。日程などは変更になる場合がありますので、ご注意ください。
試験の種類は、「自己推薦入試」「一般入試」「帰国生入試」に分かれます。
「自己推薦入試(α選抜)」は、書類選考(1次)と面接(2次)によって、査定が行われます。
募集人員は、男子が約45名、女子が約10名です。
※ 2003年からは、帰国生のための自己推薦入試(I選抜)も導入されました。選考は、1次が書類選考で、1次試験に合格すると、2次試験は作文(60分)と面接で合否が決まります。
募集人員は、男子が約15名、女子が約5名です。

「一般入試」は、1次が筆記試験、国語・英語・数学(各50分 100点満点)で、1次合格者は2次試験で面接があります。募集人員は、男子約130名、女子約60名です。

「帰国生入試」は、1次試験は、一般入試と同一試験で、別枠選考となります。2次も一般と同様に面接試験で合否が判定されます。

※ 帰国生は、「I選抜」が1月22日に試験が行われ、「帰国生入試」が2月9日ですので、「I選抜」で不合格でも、「帰国生入試」に出願できるので、筆記試験への準備をしっかりしておけば、2回チャンスがあります。
※ 本年度の入試結果詳細に関しましては、トップページ→「海外→日本に戻る方・戻られた方」メニュー内の「最新入試結果情報」からご覧ください。

では、本日は、帰国生入試問題の【国語】を一部ご紹介いたします。著作権保護の都合上、問題文の掲載は差し控えますので、ご了承ください。

【国語】(50分、100点満点)

長文読解問題二題構成
[一]解説文「短歌の世界」(岡井 隆著)約2500字

「斉藤茂吉」「窪田空穂」「北原白秋」「釈迢空」の短歌を引用しつつ、日本人の風土的体験をどのように日本人の感性は受け止め、どう表現してきたのかを解説する文章。
引用されている短歌をご紹介します。

松かぜのつたふる音を聞きしかどその源はいづこなるべき
『小園』 斎藤茂吉
星満つる今宵の空の深緑かさなる星に深さ知られ(a)
『鏡葉』 窪田空穂
物の葉やおそぶ蜆蝶はすずしくてみなあはれない風に逸れゆく
『橡』 北原 白秋
葛の花 踏みしだかれて、色あたらし。この山道を行き(b)人あり
『海やまのあひだ』 釈迢空
春山にわが来入りゐてひとりのみ乾反る落葉のおと聞か(c)とす 『小園』 斎藤茂吉
※下線は実際の入試では波線です。
設問紹介
問1 短歌の中の波線部a~cはいずれも助動詞である。その文法的意味を次の中から選んで記号で答えなさい。
ア 過去 イ 完了 ウ 推量 エ 意志 オ 打消

問7「春山に」の短歌に対して筆者は肯定的であるが、それはなぜか。その理由を本文中の語句を用いて三十字以内で答えなさい。

設問そのものの難易度というよりも、幅広い語彙力や、表現力、短歌についての知識を前提に、長文内容を理解する力を求めています。特に海外・帰国生にとっては、日本特有の季節(四季)感とか、文語的表現へのなじみがないと、内容理解は難しいかと思います。まずは、過去問を数年分しっかりと解くこと、短歌・俳句などの鑑賞文を扱った類題を多く解いておくことをお勧めします。

※ 本庄高等学院では、例年、韻文(詩・短歌・俳句)を絡めた長文問題が出題されています。
H20年:「日本文化における時間と空間」(加藤周一著)
問2 傍線部2「松(待つ)」は和歌の修辞である。何と呼ばれる修辞か、漢字二字で答えなさい。
問3 空欄Aに入るべき表現を次から選んで記号で答えなさい。
ア 春宵一刻値千金 イ 冬来たりなば春遠からじ
ウ 目に青葉山ほととぎす初がつお エ 天高く馬肥ゆる秋

H19年:「日本語の力」(中西進著)
問3 傍線部2「仮名序」の作者名を次の中から選んで記号で答えなさい。
ア 在原業平 イ 大伴家持 ウ 紀貫之 エ 菅原道真 オ 柿本人麻呂

[二]文学的文章「地獄のボランティア」(町田 康著)約3400字
ある小説家が、ボランティア団体の雑誌から、取材原稿料を支払えないというインタビューの依頼を受け、「ボランティア」について考えを巡らせるという場面です。

通常、物語・小説の場合、「場面の変化から登場人物の心情の変化を理解」し、主題(テーマ)にせまるというのが読解のポイントになるわけですが、この文章のこの場面では、ある事件の推移が描かれているのではなく、主人公である「私」の自問自答の反復で、最終的に「ボランティア」ってこういうことか、という結論に至る、その過程と結果を押さえることが読解のポイントになっています。

設問紹介
問5 傍線部3「彼は実にボランティアの好きな男」について、「彼」にとっての「ボランティア」とはどのような存在なのか。それが端的に述べられている二十五字以内の語句を本文中より抜き出して答えなさい。

問7 「私」は「ボランティア」をどのようなものだと結論づけたのか。本文中の語句を用いて五十字以内で答えなさい。

09年度 入試問題 第6回

4月下旬にご紹介していた「大教大池田高等学校」の数学のご紹介がまだでした。ちょっと間が空いてしまいましたが、本日は、この問題の概要と抜粋問題をご紹介したいと思います。
問題の詳細に関しましては、info@kaigaishijo.comまでお問い合わせいただければ、可能な範囲でお答えいたします。

※実際の問題を画像で添付していますが、読みづらい場合は、ブラウザの文字を拡大してご覧ください。
【数学】(60分)
【1】~【5】までの大問5題、小問14題構成です。全体的にバランスのとれた良問であり、奇をてらうことなく、正統な数学力をみる問題で、論理的思考力 を正確に測ることができる問題です。また、大学入学試験に通ずる基礎力をみており、小手先のテクニックを身につけるのではなく、正解に至るまでのプロセス を理解するための問題演習を日ごろから心がけておくことをお勧めします。

【1】の計算問題は、基本的な計算力をみる問題で、ここでの失点は避けなければなりません。
※問題は省略します。

【2】順列・組み合わせの問題です。解法には、1)公式にあてはめて解くパターンと、2)1つひとつ数字を当てはめていく、力技で解くパターンがあります が、今回の問題では、後者の方法で解きます。力技の問題を公式で解こうとすると、むしろ混乱して解答に至らなくなる問題です。これに気づくことがポイン ト。※数えられる範囲でしか出題されないので、それを手がかりに。
【3】空間図形の問題。(1)(2)の面積を利用して、(3)を解くというストーリー性のある問題です。空間図形の基本的な問題演習によって、与えられた 数字から、答えを求めるのに必要な数字を導き出す感覚(センス)を磨いておくこと。図形が弱い人は、より多くの問題をこなしましょう。

【4】平面図形(移動)
中学入試でもよく出る問題で、【3】同様、ストーリー問題になっています。つまり、(1)から順序よく正確に解くことが、(4)までのすべての問題の正解 への手がかりとなるように構成されているので、わからなくなったときに、途中の問題を飛ばすと、結局、それ以降の問いにも答えられなくなるので、この点に 注意しなければなりません。たとえば、(4)は、解が2つですが、これは(3)の図形を利用することによってはじめて認識できる問題となっています。
※この問題の延長線上に、大学受験に必要な高等数学の「基礎解析」があります。理系進学者はこの手の問題は必須です。

【5】証明問題(合同と相似)
中点連結定理と、合同条件、相似条件などをしっかり使いこなせれば、問題なく解ける問題です。
※類似問題の演習をしっかり積み上げておきましょう。

学校説明会レポート(日本女子大学附属高等学校【後編II】)

日本女子大附属高等学校の入試問題のご紹介。最終回は英語です。

 

【英語】(50100点満点)

帰国生のアドバンテージを最大限に活かせる教科と言えます。一般入試と同一試験で、語彙・文法とも、日本の教育課程における「中学校学習指導要領」の範囲内ですから、帰国生にとっては、他学校の帰国生入試問題に比べ、おそらく平易に感じられるであろうと思います。帰国生の方は、満点をねらうつもりで臨んでください。

問題構成は、

I 聞き取り問題 Part ACまでで小問数が24あります。

IIIVまでが長文問題、Vが会話文です。さまざまなトピックスに関する問題ですが、比較的短めで取り組みやすいと思います。

VIは、文法、語彙表現に関する問題、VIIVIIIは英作文問題です。いずれの問題も、基本的ではありますが、スペルは正確に書かなければ当然ながら正解とはなりませんので、ふだんの学習で正しいスペルを身につけておいてください。

この中で新傾向となった「日記を完成させる問題」をご紹介します。

 

VII (1) (2) (3) に7語程度の英語を書き入れて、日記を完成しなさい。

 

1)Monday, January 5th

It was a very cold day. I wore two coats, but I still felt cold. When I came home, I felt sick. I think I caught a cold. This weekend, I am going to have lunch with my friend. I hope (1).

 

2)Tuesday, January 27th

How exciting! I went to his concert today. He sang and danced very well. I think (2).

 

3)Monday, February 9th

Kaori invited me to her birthday party. Everyone brought her nice presents. I gave her a box with flowers. She said she liked it the best of all her presents. I felt (3).

 

とにかく、英語の問題は、国内生と同一問題の場合、海外生にとってはさほど難しい問題ではありませんので、満点をとるつもりで細かなスペルミスや文法上のミスをしないように注意しましょう。

学校説明会レポート(日本女子大学附属高等学校【後編I】)

先週土曜日にお届けした「日本女子大附属高等学校」の09年度入試問題、本日は、「数学」の一部ご紹介です。

【数学】(60分100点満点)

大問6題構成で、

1 計算問題と一行問題

2 放物線と直線

3 一次方程式

4 整数問題

5 立体図形

6 平面図形 の単元で構成されています。

ここでは、学校からいただいた資料の中で、「正答率が高くなかった」問題、または「差がついた」問題と紹介のあった問題をご紹介いたします。対策学習の参考にしてください。

1 独立小問 5題

(1)~(5)まで「思ったより正答率は高く」ないそうです。特に(5)だそうです。
それぞれの四角形の性質を「イ ロ ハ」のそれぞれで整理してみると、

ひし形 平行四辺形 長方形 等脚台形 (正方形)
×
×
×
×
×
×

それぞれの四角形の性質を正しく整理して考えればさほど難しい問題ではありません。
上記のことからすべて「○」を満たすもの・・・ありませんね。

つづいては、3の問題です。

一次方程式の問題です。(1)(2)ともに文章を性格に式で表せれば容易な問題のはずですが、正答率は低かったようです。

(1)Bさん=500+(x-500)×0.2=0.2x+400

Cさん=2000+(Bさんにあげた残りの金額-2000)×0.5=0.4x+800

※ Bさんにあげた残りの金額=x-(0.2x+400)を上記の式にあてはめるときに混乱した受験生が多かったのかもしれません。

(2)(1)で出たBさんCさんそれぞれの式を用いて

x-(0.2x+400)-(0.4x+800)=3600 の方程式を解けば答えがわかります。

最後に6の問題です。

平面図形の問題で、合同、相似、円周角の複合問題です。
「差がついた問題のように思えます」とは、学校資料内のコメントですが、問題の難易度に加え、最後の問題ということで、
時間内に解ききれない受験生も多かったのではないかと思います。こうしたところで「差がついた」のではないでしょうか。

ほかの2「放物線と直線」4「整数問題」5「立体図形」は「よくできていました」とのコメントがありますので、合格するためには、

○平易な問題は確実に

○差のつく問題で、少しでも加点する ということで、今日、ご紹介した問題をぜひご参照いただければと思います。

来年に向けては、傾向に変化はないようです。数学の合格者平均点は58.4でした。最低6割をめざし、過去問を中心に、「自分で考える時間」を大切に類似問題演習を積み重ねてください。

次回は「英語」編です。