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学校説明会レポート【自修館中等教育学校】

自修館中等教育学校 説明会レポート

6月4日(木)は、神奈川県伊勢原にある自修館中等教育学校の塾対象説明会でした。

※ レポート内のデータ・日程は、すべて学校発行「学校説明資料・パンフレット」から引用いたしました。

JR東海道本線 平塚駅からスクールバスで25分、小田急小田原線 愛甲石田駅からスクールバスで5分の場所にあります。

晴れた日は、富士山や大山が見られる自然豊かな環境です。

校舎内を見学した際、『フーコーの振り子』が目に留まり、しばらく足を休めて眺めてしまいました。
見る人に不思議な感覚を与えるこの振り子は「自ら発見し、自ら考える」自修館のシンボルとしてエントランスホールに設置されています。らせん階段を上がると、大きな窓がある教室が印象的で開放感があります。
1クラス30人のゆったりとした教室には、入学時、親子で組み立てられたという机と椅子から手作り感が伝わってきます。ほとんどの各教室の外には廊下に沿って談話スペースがあり、そこにそれぞれパソコンが置いてあります。休み時間には、ここに生徒が集まるのだそうです。

さて、気になる今年度の帰国子女入試状況を一般入試の結果も含めてお伝え致します。

■自修館中等教育学校

《選抜方法・試験科目》

一般入試: 筆記試験  2科(国・算)または、4科(国・算・理・社)

帰国子女: 筆記試験  3科(国・算・英)、面接

《入試結果》 一般

試験実施日 男女 募集者数 応募者数 実受験者数(のべ数) 合格者数 入学者数
第1回 2/1(日) A-1(午前) 共学 40 男 142女 75 男 124女 60 男 62女 31 男 47女 23
第2回 2/1(日) A-2(午後) 共学 40 男 218女 127 男 151女 92 男 70女 41 男 19女 6
第3回 2/2(月) B(午前) 共学 25 男 157女 91 男 72女 42 男 15女 12 男 12女 6
第4回 2/4(水) C(午前) 共学 15 男 181女 99 男 64女 30 男 14女 11 男 9女 6
合計 - - 120 男 698女 392 男 411女 224 男 161女 95 男 87女 41

《入試結果》 帰国子女 :第4回C日程の人数に含む。

試験実施日 男女 募集者数 応募者数 実受験者数(のべ数) 合格者数
2/4(水) C(午前) 共学 男 7女 4 男 6女 4 男 1女 3

応募者の滞在国 →アメリカ、フランス、イギリス、ドイツ、スペイン、中国

合格者の滞在国→アメリカ、フランス、イギリス、ドイツ

《面接試験》

形態: 受験生のみ  時間: 約10分 言語: 日本語、英語

《面接の質問例:受験生》

  • 学校までの交通手段
  • 小学校での思い出
  • 日本と在住国との違いについて

【入試問題】

帰国生の入試問題のうち、英語は公表されておらず、その代わりに模擬問題をご提供いただきましたのでご紹介いたします。

ご参考ください。 → 自修館中等教育学校 帰国生入学試験 英語【模擬問題】

本日の掲載内容をご参照いただけましたら、下段の「拍手」ボタンをクリックしてください。今後の励みになります。

学校写真

09年度入試結果情報 第32回

09年度 入試結果情報

海外子女.comでは、全国の私立中学・高等学校に、09年度の入試結果についての
アンケートを実施中です。

今回は、千葉県 市川中学校・高等学校の情報をご提供いたします。

■市川中学校

《選抜方法・試験科目》

一般入試: 筆記試験(算数・国語・理科・社会)

帰国子女: I)、II)のいずれか一方を選択

I)国語・算数・社会・理科

※第1回入試と同問題だが、海外経験を考慮し判断する。

II)国語・算数・英語A・英語B

※英語Aは英検準2級程度、英語Bは英語の作文(各科目40分、100点満点)

《入試結果》

  試験実施日 男女 募集者数 応募者数 受験者数 欠席者数 合格者数
第1回 1/20(火) 共学 男 180女 100 男 2231女 1207 男 2151女 1143 男 80女 64 男 908女 433
第2回 2/4(水) 共学 男 20女 20 男 403女 258 男 366女 236 男 37女 22 男 31女 20
帰国子女I型 1/20(火) 共学 第1回一般入試の募集に含む 男 47女 17 男 47女 16 男 0女 1 男 22女 5
帰国子女II型 1/20(火) 共学 第1回一般入試の募集に含む 男 10女 5 男 9女 5 男 1女 0 男 4女 2

 

■市川高等学校

《選抜方法・試験科目》

単願推薦入試: 筆記試験(国語・数学・英語)

一般入試: 筆記試験(国語・数学・英語)

帰国子女: 筆記試験(国語・数学・英語)

※一般入試と同じ問題だが、海外経験を考慮し判断する。

《入試結果》

  試験実施日 男女 募集者数 応募者数 受験者数 欠席者数 合格者数
前期単願推薦 1/16(金) 共学 男女 40 男 61女 24 男 61女 24 男 0女 0 男 26女 16
前期一般 1/16(金) 共学 男女 35 男 516女 267 男 516女 266 男 0女 1 男 196女 95
後期一般 1/27(火 ) 共学 男女 35 男 313女 176 男 303女 172 男 10女 4 男 100女 76
前期一般帰国子女 1/16(金) 共学 前期一般入試の募集に含む 男 16女 13 男 16女 13 男 0女 0 男 9女 12
後期一般帰国子女I 1/27(火) 共学 後期一般入試の募集に含む 男 13女 1 男 12女 1 男 1女 0 男 6女 1

学校説明会レポート(日本女子大学附属高等学校【前編】)

昨日に引き続き、日本女子大学附属中学校・高等学校の塾対象説明会レポートです。今日は、【高校編】をお届けします。問題の一部紹介は、国語のみです。数学・英語は、来週続編でお届けします。

高校入試は、中学校の入学試験とは異なり、帰国生専用試験はなく、一般入試と同一日、同一試験で、合格ボーダーにて優遇措置があるタイプです。そこで、一般入試についてまずはご紹介いたします。

○募集定員:約70

○試験:国語・英語・数学+面接(詳細は以下を参照)

○受験者150名に対して合格者73

※ほかに推薦入試がありますが、国内の中学校卒業見込みの生徒が対象となりますので、帰国生は基本的に対象になりません。ただし、帰国後、公立の中学を卒業し、国内生と同様に受験する場合にはその限りではありません。

ちなみに、推薦入試の出願資格は、

「1.日本国内の中学校を卒業見込みで、本校を第1志望とする者。

2.中学校第3学年2学期(2学期相当も可)または前期の成績について、5段階評定で国・社・数・理・外の5教科の合計が22以上であり、かつ全9教科の合計が38以上の者。

3.中学校生活を意欲的に過ごし、心身共に健康で、高校生活を健全に送れる見込みの者。

以上3点に該当し、中学校長が責任を持って推薦してくださることを資格としています。」

となっています。試験は、調査書・作文・面接です。

では、帰国生入試についての情報です。

【高校】

●受験者の動向

海外で2年以上暮らし、中学2年生の6月以降に帰国した方が海外帰国生として認定されます。

募集定員は特に定めていません。一般入試と同一日、同一試験で、合格ボーダーで優遇措置があります。今年度は、22名が受験し、15名が合格しました。全体として、47名の受験者増、海外帰国生だけでも11名の志願者増でした。

●試験問題

試験は、一般入試と同一ですので、国語、英語、(各50分)数学(60分)の3教科(各100点)と面接です。合否は、筆記試験の結果に、調査書と面接を参考に決定されます。面接は、およそ3分で中学生活、将来の展望、社会問題などの答えやすい内容であり、常識的な受け答えができれば問題ありません。帰国生の優遇について、入試ご担当の野本昌子先生にお尋ねしたところ、具体的なボーダーに関してはお答えいただけませんでしたが、海外帰国生は、ボーダーで配慮するまでもなく、一般生の中の合格基準内で十分に得点できているということでした。滞在国もアメリカ、中国、イギリス、タイ、シンガポール、フランス、トルコなど、さまざまな国であり、日本人学校、現地校(国際校)問わず、受験生は十分な受験対策をして試験に臨んでいるようです。寮もありますので、本人のみの帰国の場合でも入学が可能ですし、地方の方でも受験対象校になりそうです。

最後に、各教科の傾向と一部問題をご紹介します。

【国語】※語彙の豊かさ、選択肢の文章を読み解く力が大切

一 説明的文章:「人間の時間-時間の美学試論」(太田直道著)

設問は問一~七まで。うち、記述式解答は一問のみで、字数制限がなく、自分のことばで答えさせる問題でした。

問六 傍線6「成就は到達の祝福であるが、同時に始まりの責めでもある」とはどういうことですか、説明しなさい。(字数の制限はありません)

二 叙情的文章:「シェイクスピアの国『イギリス的人生』」(小野寺健著)

問一 漢字の書き取り

a ギョウセキ b ヨチ c ヨクヨウ d ビミョウ e カショ f グレツ g バクゼン h イケイ

問二 文学史の問題

波線ABの人物の作品をそれぞれ二つ選び、記号で答えなさい。

A シェイクスピア

ア 赤と黒 イ アンナ・カレーニナ ウ 異邦人 エ オセロ オ 罪と罰 カ ドン・キホーテ

キ ファウスト ク 真夏の夜の夢

B 森鴎外 ※メ=品

ア 或る女 イ 雁 ウ 五重塔 エ 三四郎 オ 春琴抄 カ 青年 キ 春 ク 明暗

問三~八はすべて選択式問題です。

大問の一、二ともに選択式とはいえ、文(文章)がひじょうによく練られているので、文意に沿った選択肢を見極められる読解力が必要です。

問九 傍線7で筆者の言う「<自分の人生>を持」つとはどういうことですか、五十字以内で説明しなさい。

三 与謝蕪村の俳句とその鑑賞文

※文章問題ではありますが、設問はすべて文学史や語句の意味用法などの知識問題のみです。

問一 傍線(1)~(3)の語句と同じ使い方をしているものを一つ選び、それぞれ記号で答えなさい。

(1)真骨頂

ア 互いに真骨頂を話し合うことが大切だ。

イ 最後の土壇場で真骨頂を示すことができた。

ウ 必ず真骨頂を実現すると約束してほしい。

(2)勢い

ア 勢いを大事に、いっきに片付けてしまおう。

イ 無理をすると、勢い仕事が雑になりがちだ。

ウ 勢いあまって、つい言いすぎてしまった。

(3)痛い

ア 今回は痛い敗北を喫したな。

イ ケガをすれば痛いのはあたりまえさ。

ウ 残念すぎて心が痛いくらいだ。

問二 傍線abの語句の意味としてふさわしいものを選び、それぞれ記号で答えなさい。

a 豪胆さ

ア ものごとにこだわらず即座に行動するさま

イ ものごとに執着せず見事に片付けるさま

ウ ものごとに動ぜず堂々とふるまうさま

b 楚々と

ア もの静でたよりないさま

イ きよらかで美しいさま

ウ あわれでさびしげなさま

問三 波線部「与謝蕪村」と文学史上同じ時代に区分される文学者を二人選び、記号で答えなさい。

ア 小林一茶 イ 樋口一葉 ウ 兼好 エ 十返舎一九 オ 泉鏡花 カ 河東碧梧桐

キ 西行 ク 二葉亭四迷

問四 波線部「与謝蕪村」と文学史上同じ時代に区分される作品を二つ選び、記号で答えなさい。

ア 南総里見八犬伝 イ 今昔物語集 ウ 西洋道中膝栗毛 エ 伊曽保物語 オ 花伝書

カ 佳人之奇遇 キ 日本永代蔵 ク 墨汁一滴

問五 空欄ABに入る語として最もふさわしいものを選び、それぞれ記号で答えなさい。

※ 問題省略

解答と解説は、会員の方対象のメルマガでお届けしています。

次回は、問題一部紹介「数学・英語」をお届けします。

学校説明会レポート(日本女子大学附属中学校)

日本女子大附属中学・高等学校 説明会レポート

5月1日(金)は、神奈川県川崎市にある日本女子大学附属中学校・高等学校の塾対象説明会でした。
小田急小田原線の「読売ランド前」で下車し、緩やかな坂を上る、緑豊かな多摩丘陵の広大な敷地内にあります。校舎の設計も、ゆとりと広がりを感じられる造りになっていて、自ずと心もおおらかになる雰囲気が学校全体に漂っています。大学附属という一貫教育のメリットを最大限に活かして、「自ら考え、学び、行動する」という自発的な生徒を育てることをめざすこの学校では、環境・設備そのものが豊かな時間を演出してくれるので、生徒1人ひとりがその個性を開花させるのに、実に良好な環境にあるといえるでしょう。

さて、帰国生の入試についてのご紹介です。今回は中学校編です。

【中学校】
●受験者の動向
募集定員の252名のうち、外部からの入学者は、142名でした。うち、海外帰国生入試は、募集定員約10名に対して、出願18名、実受験者17名、合格者9名、入学者7名です。
実受験者は、07年の27名から08年→22名、今年17名と年々減少傾向にはあります。

●試験問題
試験は、国語と算数(各40分)の筆記試験(帰国生専用試験)と面接です。面接は、約8分で、この学校では合否判定の重要な要素になります。「海外生活で体験したこと」「海外生活で考えたこと」が聞かれます。受験を考えている人は、海外にいるからこそできる貴重な体験を豊富にもち、ただ「楽しかった」だけではなく、その経験から学んだことをしっかり自分のことばで表現できるように、有意義な海外生活を送ってください。
筆記試験については、実際の入試問題をご紹介したいのですが、残念ながら帰国生専用の入試問題は公表されていません。この点を入試ご担当の下村由紀子先生にお聞きしたところ、いわゆる文部科学省の指導要領の範囲内で作成した基礎学力を問うような問題なので、公表して対策を立てるような難度ではないので、あえて公表はしていないということでした。しかしながら、全員が合格できていないということは、筆記試験のみならず、面接もひじょうに重要視されているのではないかと思います。
ちなみに、帰国生入試は、一般試験の第1回入試と同じ、2月1日に実施されます。
※来年度も募集要項は今年と同様です(予定)。正式な募集要項は、9月下旬に決定され、同時に出願書類の販売が開始されます。

●感想
大学附属であり、豊かな自然に恵まれた環境にあるこの学校は、豊かな感性と、自己の可能性を伸ばすには最適な学校のひとつと言えましょう。帰国生の入試も、現地校(国際校)に通っている方は、英語による入学試験はありませんのでアドバンテージが活かせませんが、特別に配慮された国語と算数の基礎学力を問う問題であり、ねらい目かもしれません。

卒業後の進路については、現役の96%が大学進学を果たし、うち、83%の生徒が日本女子大学に推薦進学します。私立女子大の中では、唯一理学部のある大学でもあり、大学の附属を検討している方には、たいへん有意義な学校生活が期待できそうです。他大学への受験、進学者は、例年約15%前後で、日本女子大学にない8学部(医、歯、薬、看護、獣医、法、芸術、体育)については、日本女子大学への推薦資格を留保したまま他大学を受験することが可能です。また、指定校推薦も多くあります。大学卒業後の、2008年度の就職率は99%とひじょうに高く、就職に強い大学という評価を得ています。

次回は、【高校編】をお届けします。

学校説明会レポート(鴎友学園女子中学校)

鴎友学園 塾対象説明会 レポート ※鴎は、本来は旧字体「メ」→「品」

4月24日(金)、東京都世田谷区にある鴎友学園女子中学校の入試報告会に参加してまいりました。本日の支援室だよりでは、09年度入試結果概要と各教科の問題の一部をご紹介いたします。

帰国生専用の試験がなく、一般生と同一試験において「原則として、外国での滞在期間が1年以上で帰国後3年以内の者」という帰国生の認定条件にあえば、ボーダーラインで配慮してもらえる学校です。また、帰国生のための定員をとくに設けていないので、上記の認定条件に対しても柔軟に対応してくれます。仮に帰国後の経過年数が3年を超えている場合でも、学校側へぜひ問い合わせをしてみてください。

今年度の海外帰国生の入試については、支援室だよりの入試結果速報でも既報のとおり、1次(2/1):20名受験中12名合格、2次(2/2):8名受験中5名合格、3次(2/4):6名受験中4名合格という結果でした。合計で、34名が受験し、21名が合格しています。注目すべきはその内訳です。日本人学校出身者が10名、現地校出身者8名、国際校出身者3名と、実に合格者の過半数を英語圏での学習者が占めています。一般と同一試験ですので、国内生と同様に「国語・算数・理科・社会」が受験科目であり(面接・作文はありません)、しかも、全教科100点満点の均等配点ですから、理科・社会についても、相当な受験対策のうえで試験に臨まないと、帰国生としての配慮があるとはいえ合格は厳しいのではないでしょうか。おそらく「帰国後3年以内」という比較的緩やかな認定条件のもと、4年生時点か遅くとも5年スタート時に帰国し、その後国内で十分な受験対策を積んでいないと、こうした結果には結びつかないのではないかと思います。
出題傾向からもこのことは推測できます。すべての教科を通して「表現する力を問う」という出題の意図があります。4教科からそれぞれ抜粋でご紹介します。※いずれも一次試験の問題
【国語】
文学的文章「流れる星は生きている」(藤原てい著)
問一 傍線部(1) 「思い足どりで夕方かえるのであった」とありますが、ここには「わたし」のどのような気持ちが表れていますか。そのような気持ちになった理由をふくめて説明しなさい(6点)。

問二 傍線部(2)「正広は、正彦とわたしの顔を見くらべてだまっている」とありますが、正彦と「わたし」の様子をふまえてこの時の正広の気持ちを百~百二十字で説明しなさい(18点)。

説明的文章「食卓の向こう側7」(西日本新聞社)
問三 (1)「資源循環型社会」とは、どのような仕組みの社会ですか。残飯養豚を例にして説明しなさい(8点)。

【社会】
1.(地理)
問7(2)もし、あなたが福島県に企業を誘致する活動の責任者だとしたら、他県と比べて福島県に工場を建設する利点をどのようにアピールしますか。
別紙【資料1】の1~3の内容を使って、企業を福島県に呼び込むための宣伝の文章をつくりなさい(5点)。

2.(歴史)
問7(2)地租改正によって、明治政府の税収は安定しました。なぜ安定するようになったのか、その理由を(1)の表を参考にして説明しなさい。

3.(公民)
問7(2)【図9】のように、75歳以上だけを対象とする医療保険制度ができたことにより、今後どのようなことが問題になると考えられるか、【図10】と【図11】にふれながら答えなさい。

【理科】
2.(化学)※ろうそくの燃焼に関する実験
問7 問5、問6の結果から、密閉した容器の中でろうそくの火が消えるとき、容器内の酸素についてわかることを答えなさい(4点)。

3.(生物)
問3 アズキゾウムシの雌1匹からは最大60匹の子が産まれます。容器内に雌雄を8対以上入れても容器内の子世代の成虫の数が増えないのはなぜですか(4点)。

※ 各教科ともこれ以外にも記述解答の問題があります。

これだけの問題を見る限りでも、知識の詰め込みや、単なる受験テクニックの積み上げでは、対応できない問題だということがおわかりいただけると思います。

今回の報告会では各教科で合否をわけた問題などの説明がメインでしたので、帰国生の結果について踏み込んだ説明を聞くことができませんでした。詳細がわかりましたらまた追ってレポートしたいと思います。また、各教科の入試問題と解答、解説につきましても、順次ご紹介していく予定です。

帰国枠入試結果集計レポートPart IV

3回にわたり連載してきました「帰国枠入試結果集計レポート」。本日はいったんここで最終回とし、これまでに集計できた「帰国枠入試結果における実質倍率の高い10の学校」をお届けしたいと思います。倍率には、通常「名目倍率」と「実質倍率」と呼ばれる2つの倍率が存在します。「名目倍率」とは、募集定員に対して何人の実受験者がいたか、つまり、「実受験者÷募集人員=名目倍率」という式ですね。もう一方の「実質倍率」はどうかというと、実受験者を合格者の数で割りますので、「実受験者÷合格者数=実質倍率」となります。しかも、もし、繰上げ合格者が出ている場合には、その数は含まれていない数字で公表されていることが多いので、実際の競争倍率がさらに低くなっていることさえあります。渋谷教育学園渋谷中学校(東京)の今年度の競争倍率を例にあげます。「名目倍率」でみると、「236÷12=19.6倍! という実に20人にひとりしか合格できない超狭き門という結果になります。ところが、もう1つの倍率である「実質倍率」をみてみますと、「230÷49=4.69」で5人弱に一人の合格という数字が出てくるわけですね。それにしても、この実質倍率は、ひじょうに高い数字です。一般の入試にみる実質競争倍率は、首都圏の難関校で4~5倍ですが、実質倍率では平均して、2倍~2.5倍程度です。今回の集計結果にみる「帰国枠受験での実質倍率は、中学で1.86倍、高校で1.36倍でしたので、近年の中学受験人気をここでも裏付ける結果となりました。
※ 複数の受験回を設けている学校については、すべての回の合計人数により倍率を算出しています。

【中学校】

学校名     実受験者数 合格者数  実質倍率

1)麗澤            10      2    5.00

2)渋谷教育渋谷   230     49    4.69

3)聖光学院       141     33    4.27

4)立教新座         8      2     4.00

4)暁星             4      1    4.00

6)慶應湘南藤沢   139     41     3.39

7)学習院女子       63      20     3.15

8)洗足学園       159     56     2.84

9)神奈川大附属     28     10    2.80

10)頴明館         8      3    2.67

10)鎌倉学園       8      3    2.67

【高校】     実受験者  合格者数  実質倍率

1)慶應湘南藤沢  143    45     3.18

2)早稲田本庄    144    47     3.06

3)慶應女子        30    12     2.50

4)筑波大附属       13    6     2.17

5)慶応義塾        77    40     1.93

6)専修大松戸      22    12     1.83

7)立命館宇治      85    47     1.81

8)同志社国際    263   150     1.75

8)中央大学杉並    70    40     1.75

10)かえつ有明     10     6     1.67

高校は、早慶の附属校が実質倍率の高い学校の上位を占めました。
学校によっては、募集人員に満たない合格者数だったところもあります。先日ご紹介したとおり、合格基準点に満たなければ、たとえ募集定員以内であっても不合格となりうるということです。

※ 原則、回答未着の学校は掲載しておりませんが、一部、インターネットなどを通じて独自に調査した学校も含まれています。また、あくまでも受験機会における参考資料を目的とし、難易度や相対順位を意味するものではありません。ご了承ください。

帰国枠入試結果集計レポートPart III

本日の「支援室だより」は、前回お届けした「受験実人数(実受験者数)の多い10の学校」の続編で「合格者(発表人数)」の多い10の学校をご紹介いたします。

みなさんご存知かと思いますが、発表される合格者の数は、募集人数と同数というわけではありません。例年の辞退率を勘案して、その年の募集人数に限りなく近くなるであろう合格者数が予測・算出され、その人数にあたる合格ラインで線引きが行われるのです。これは一般入試にも当てはまるのですが、東京、神奈川の今年の中学入試のように、2月1日が日曜日にあたるサンデーショック(チャンス?)では、受験日が例年と変更になるケースも多く、そうなると、例年どおりの合格者数の見込みが立たない場合もあり、学校側としてもどれくらいの合格者を出せば理想的な入学者の確保につながるのか、予測に苦慮することもあるようです。見込みを誤ったがために、定員を割り込んでしまったり、手続きの「歩留まり」がよく、定員をはるかに超えた入学者を迎えるという事態になったりということもしばしば生じています。定員を割り込む手続き状況の場合は、「補欠合格」=最近では、「繰上げ合格」と呼びますが、ここで入学者数の調整につなげますが、「入学手続き者>定員」となった場合には「合格取り消し」というわけにはいきませんので、学校側は、1クラスあたりの人数を増やすか、クラスを増設するかの対応をとります。

一方、合格に必要な得点のボーダーラインを設定し、その得点に達していない場合は、募集人数にかかわらず不合格とする学校もあります。特に帰国生入試の場合には、もともと一般入試での募集枠が控えていますから、合格基準に達していない生徒に敢えて合格を出す必要もないということでしょう。入学後の授業に遅れるようでは本人にとっても不幸なことでしょうから、いたしかたなしですね。ボーダーで合格判定している学校を受験する場合には、こうした事実にも目を向けておきたいところです。

募集定員に対する合格者数ですが、定員の倍以上もしくは、数倍にも上る合格者を出す学校もあれば、募集人数とほぼ同数しか合格者を出さない学校と、学校によりさまざまです。また、帰国生入試では、募集人数が「若干名」となっており、人数を明示しない学校も多く存在します(実は内規で「8名まで」などと取り決めている学校もありますが)。志望校(受験校)を決めるにあたっては、こうした数字もひじょうに重要になりますので、これまでにご紹介したように、「募集定員」→「志願者数」→「実受験者数」→「合格者数」をよくよく研究して、「こんなに募集が少ないのでは、受からない!」などと早合点しないように注意してください。

※合格者数が募集人数よりはるかに多い学校は、なんらかの理由(他の併願校へ入学など)で辞退者が多いということが推測できます。この場合には、入試日程や立地などから、どういう学校が併願校になっているかということを知る手がかりにもなりますね。

【中学校編】

学校名                 募集人数   実受験者数  合格者数

1) 攻玉社(東京) 40       186      96

2) 桐光学園(神奈川)        若干名     166      76

3) 同志社国際(京都)         60         93       64

4) 洗足学園(神奈川)         20        159      56

5) 渋谷教育学園渋谷(東京)      12       230      49

6) 慶應湘南藤沢(神奈川)      30       139       41

7) 大妻(東京)              若干名      77      38

8) 学習院中等科(東京)        約15       85       36

9) 共立女子(東京)            10        62       35

10) 立命館宇治(京都)         40       59       35

【高校編】

学校名 募集人数   実受験者数  合格者数

1) 同志社国際(京都)        120       263      150

2) 土浦日大(茨城)                   161      146

3) 早稲田本庄(埼玉)           25 144       47

4) 立命館宇治(京都) 40        85       47

5) 茗溪学園(茨城)          10       54       46

6) 慶應湘南藤沢(神奈川)      30        143       45

7) 江戸川女子(東京)         若干名     44       40

7) 中央大学杉並(東京)        30        70        40

7) 慶応義塾(神奈川)         若干名      77      40

10) 駿台甲府(山梨)           若干名      31       31

※ 原則、回答未着の学校は掲載しておりませんが、一部、インターネットなどを通じて独自に調査した学校も含まれています。また、あくまでも受験機会における参考資料を目的とし、難易度や相対順位を意味するものではありません。ご了承ください。

次回は、「帰国生入試の実質倍率」学校データを掲載予定です。

帰国枠入試結果集計レポートPart II

本日の「支援室だより」は、前回お届けした「受験志願者数(出願数)の多い10の学校」に引き続き、「受験実人数(実受験者数)」の多い10の学校をご紹介いたします。

「え? 志願者数と実人数でそんなに順位が違うの?」と思われる方もいらっしゃるでしょうが、志願者数と実人数の差については、以下の理由が考えられます。

1)当日、体調不良などのなんらかの理由で受験ができなかった

2)出願はしていたが、他の志望順位の高い学校からすでに合格発表があり、

受験を辞退した

3)同一日の複数校に出願していて(ダブル・トリプル出願)、ほかの学校を優先させ、

受験を辞退した

※3)の場合にも、2とおりの受験パターンがあり、1つは「ほかの押さえ校から合格を

もらえたので、さらに上位の学校を選択した」という強気パターンと、もう1つは、

「ほかの押さえ校に失敗したので、より安全校を選択した」ために受験を断念した

パターンです。

1)の場合を除いて、2)3)というのは、一般的な受験対策としては有効な手段です。

これからの受験予定のみなさんは、ぜひ、志望順位と受験日程による、「併願パターン」

「出願パターン」をよく研究して、あらかじめ万全な計画を立てておくと、(経済的にも)無駄

の少ない、効率のよい受験を組み立てることが可能です。

【中学校編】

学校名                 志願者数   実受験者数

1) 渋谷教育学園渋谷(東京)    236       230

2) 攻玉社(東京)            189       186

3) 桐光学園(神奈川)         166         166

4) 洗足学園(神奈川)         163        159

5) 聖光学院(神奈川)         146       141

6) 慶應湘南藤沢(神奈川)      153       139

7) 同志社国際(京都)          101        93

8) 学習院中等科(東京)         86         85

9) 立教女学院(東京)          72         71

10) 学習院女子(東京)          88         63

【高校編】

学校名                 募集人数   志願者数

1) 同志社国際(京都)        293      263

2) 土浦日大(茨城)          161      161

3) 早稲田本庄(埼玉)           153               144

4) 慶應湘南藤沢(神奈川)      174       143

5) 立命館宇治(京都)         86       85

6) 慶応義塾                98         77

7) 中央大学杉並(東京)         82       70

8) 茗渓学園(茨城)           59       54

9) 江戸川女子(東京)           44        44

10) 海城(東京)              32        32

※ 原則、回答未着の学校は掲載しておりませんが、一部、インターネットなどを通じて独自に調査した学校も含まれています。また、あくまでも受験機会における参考資料を目的とし、難易度や相対順位を意味するものではありません。ご了承ください。

次回は、「合格者数」の多い10の学校データを掲載予定です。

帰国枠入試結果集計レポートPart I

この「支援室だより」に連載でお届けしてまいりました「09年入試結果速報」。多くの学校様からのご回答をもとに、入試データ、作文・面接情報をご提供してきました。

ご協力いただいた学校の入試ご担当の先生方には改めてお礼申し上げます。

また、来年度以降、帰国枠での入試を検討中のみなさまにおかれましては、ここに掲載してある学校の入試データを、学校選びの参考のひとつにしていただければ幸いです。

入試結果情報を掲載中の学校のほとんどは、

1)帰国生専用の試験があり、一般入試とは別に定員枠を設けている学校

2)一般入試と同一試験であるが、帰国生としての定員枠を別途設けている学校

3)一般入試と同一試験で、特に定員を定めないが帰国生のための選考基準を別途設けている学校

のいずれかの学校です。ほかにも多くの学校が帰国生入試を実施しており、ここに掲載された学校がすべてではありませんし、ご回答いただいた学校の中には、帰国枠を設けつつも、今年度は応募がなかったという学校もあります。この点をご了解いただき、帰国生入試を実施する学校の募集要項につきましては、「海外子女.com」の学校検索機能をご利用のうえ、改めてご確認ください。

さて、今回は、ご回答いただいた学校のうち帰国生入試における「受験志願者数(出願数)」の多い10の学校をご紹介したいと思います。

【中学校編】

学校名                 募集人数   志願者数

1) 渋谷教育学園渋谷(東京)    12       236

2) 攻玉社(東京)            40      189

3) 桐光学園(神奈川)         若干      166

4) 洗足学園(神奈川)         20      163

5) 慶應湘南藤沢(神奈川)      30      153

6) 聖光学院(神奈川)         若干     146

7) 同志社国際(京都)          60       101

8) 学習院女子(東京)          15       88

9) 学習院中等科(東京)        15       86

10) 大妻(東京)             若干      77

11) 立教女学院(東京)          若干     72

11) 共立女子(東京)            10       72

【高校編】

学校名                 募集人数   志願者数

1) 同志社国際(京都)        120      293

2) 慶應湘南藤沢(神奈川)      30      174

3) 土浦日大(茨城)                     161

4) 早稲田本庄(埼玉)         25       153

5) 慶応義塾(神奈川)         若干      98

6) 立命館宇治(京都)          40        86

7) 中央大学杉並(東京)         30       82

8) 茗渓学園(茨城)           10       59

9) 江戸川女子(東京)          若干      44

10) 海城(東京)              若干      32

※ 原則、回答未着の学校は掲載しておりませんが、一部、インターネットなどを通じて独自に調査した学校も含まれています。また、あくまでも受験機会における参考資料を目的とし、難易度や相対順位を意味するものではありません。ご了承ください。

次回は、「実際の受験人数」の多い10の学校データを掲載予定です。

09年度入試結果情報 第31回

09年度 入試結果情報

海外子女.comでは、全国の私立中学・高等学校に、09年度の入試結果についての
アンケートを実施中です。

ご回答をいただいた学校の中から、東京都 穎明館中学校の情報をご提供いたします。

■穎明館中学校

《選抜方法・試験科目》

筆記試験(英語・算数・国語・理科・社会)、面接

※現地校・インターナショナル校出身者は英語を理科・社会の代わりに受験する。

《入試結果》

試験実施日 男女 募集者数 応募者数 受験者数 合格者数
第1回 2/1(日) 共学 50 152 142 72
第2回 2/2(月 ) 共学 80 299 224 131
第3回 2/4(水) 共学 50 380 182 80
合計 - - 180 831 548 283

上記人数に帰国子女が含まれています。

《入試結果:帰国子女》

試験実施日 男女 出願者数 欠席 実受験者数 合格者数
第1回 2/1(日) 共学 男 3 男 0 男 3 男 0
第2回 2/2(月 ) 共学 男 4 男 1 男 3 男 2
第3回 2/4(水) 共学 男 5 男 3 男 2 男 1
合計 - - 12

《面接試験》

形態:受験生のみ、 時間:約10分 言語:日本語

《面接の質問例:受験生》

  • 現地での学校や生活の様子。
  • 本校の志望理由。
  • 将来について。